だんだん街やEnglish Chat Houseの教室もクリスマス仕様に変わり、年の瀬が押し迫ってきて気忙しいのですが、こどもじゃないけど何となく気持ちがワクワクしてしまうシマユウです (^^)v
カナダのトロントシティにワーキングホリデーで滞在していた時に、海外のクリスマスってどんな感じなんやろーって楽しみにしていたのですが、トロントだからなのかはよくわからないのですが、クリスマスは家族で過ごす人がほとんどで、カナダ人の仕事仲間も仲良くなった日本人の友人たちもそれぞれホームステイ先の家族に呼ばれているから…と集まることもなく、初めての海外でのクリスマスはクリスマスらしいことは何一つせずなんとも寂しい日を過ごしました (;_;)
以前にも少しお話しましたが、ワーキングホリデーには10月中頃出発で先に1週間はカナダのビクトリアという街へ観光で滞在しました。その後トロントに移り、最初の2ヶ月は語学学校に通いながらホームステイをしていたのですが、実はその初めてのホームステイ先は良い思い出が1つもなくて、語学学校からの紹介だったので言えばチェンジができたのですが、2ヶ月間やしと思ってずっと我慢していました。私の我儘かもしらんしなぁと思って遠慮していたのですが後々これも日本人らしい奥ゆかしさ(笑)やったなぁと考えさせられました。
というのも、私の後に語学学校で同じクラスだった韓国人の友達がそのホームステイ先に移ることになり、移る前にどんな感じか私に聞いてきたのですが、多くは語らず私には合わなかったとだけ伝えました。そして友人がそのステイ先に引っ越したのですが翌日にはもう学校へ文句を言って新しいステイ先へ変更してもらっていたのです!
『よくあんな所に2ヶ月も住めたなー!あれは人間が住むところちゃうで !! 私は1日ですぐ変更してもろて、今のステイ先ではプリンセスのような生活をしてるよー』と、その友人の新しいステイ先に招待してもらって度肝を抜かれました。
家は豪邸で部屋は清潔でものすごく広く、置いてあるものも豪華でキレイ、めちゃめちゃ優しいステイ先の老夫婦、晩御飯はまるでホテルの豪華ディナー!私が来たから特別とかではなくてこれが毎朝毎晩だとの事。同じお金を払ってるのにこんな事ってあるー?!ってショック過ぎて、涙が出そうになりました。
お金の問題じゃないんです!ずっと憧れていたウルルン滞在記のような(←知ってますか?!)ホームステイ生活。もともと希望で出していたのは『インターネットが使える・こどもがいる・禁煙・ペットが居ない』で、それで探してくれていたのですが出発予定だった9月にアメリカのテロがあり(9,11)、出発日を1ヶ月遅らせたのでステイ先が急遽変更となり、『インターネットは使えるが5分以内・シャワーは10分以内・女性一人暮らし・喫煙者・でっかい犬2匹、時々3匹(←よく預かる)』という環境でした。シェパードとセントバーナードっぽいのと預かり犬はラブラドール。外飼いかと思ってたのにまさかの部屋飼い。私の部屋は地下室で暗く、パーテンションは置いてあるけどそのでっかい犬たちと一緒。躾けてあるからベッドには上がらないって聞いていたのにしょっちゅうやって来る預かり犬(週4)が上がる上がる(笑)!洗濯物も犬のものと一緒の洗濯機を使うから毛だらけ。初めて自分の家族に送ってくれと頼んだのは洗濯ネットやったなぁ…。
ホストファミリーも私の前に住んでいた英語ペラペラの日本人男性が気に入ってたらしく、私は英語ができないからほとんどしゃべってもらえませんでした。初めの日は一緒にご飯を食べ、温かい食事がでてきたけど、朝昼晩の食事代も込みで料金を払っているのにその後はスキムミルクと味のないシリアルか固い食パンでした。
日本人はおもてなしの精神で溢れていますが、海外ではホストファミリーは滞在を充実させるためにいるのではなく、あくまでビジネスとしてやられている人が多いので私と同じもしくはそれ以上ひどい人もたくさんいると後で知ったのですが、周りの友達はほとんどの人が今でもホストファミリーと良い関係が続いている人ばかりで、私にはクリスマスが近づくと思い出す苦い想い出です (^^;)
~そんな時に使えるフレーズ~
・ホストファミリーを変えたい!うまくやっていくことがでけへん (>_<)
I want to change the host family! I cannot get along with
them.
留学をお考えの方がもしいらっしゃったら、ホストファミリーとの相性など合わなかった場合はどうぞ速やかにチェンジしてもらうか留学斡旋業者の誇大広告に惑わされず過度な期待はしないで、『所詮、他人の家の【いそうろう】』くらいの気持ちで挑むと割り切って楽しく過ごせるかもしれませんね。
あくまで一個人の意見ですが (@_@;)